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日本反核法律家協会2001年度総会 会長 榊原 卓郎 ご挨拶
2001.12.9

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本総会は、日本反核法律家協会の21世紀初めての総会でございます。多数とは言えませんが一騎当千の方々がご出席でございますから、実のある総会になることと存じます。

 私はこの協会の会長に就任いたしましてやっと一年ちょっと経たというところでございます。

 今年度も、議案書の「主要な活動報告」にございますように、ウィラマントリー・前国際司法裁判所判事の来日、早稲田大学での国際シンポジウム、広島でのIALANA理事会と国際シンポジウム、長崎その他における会合が行われております。これらは会員の皆様の会費、寄付、精神的物質的ご支援のもとにできておりまして、その効果につきましては、本日の状況報告、質疑、応答などで評価されると存じますが、我々なりの運動をやってきたことは間違いないと、一応は思っている次第でございます。

 今後は、この基本方針にございますように、当協会の目的であります核のない平和な世界と被爆者の方々の援護のために、我々弁護士、法学者が一丸となりまして、少しでもお役に立ちたいということは、初心に返ってなどと申さなくても、当然のことでございます。

 この総会を実りあるものにし、来年の活動も皆様のご協力により進めていきたいということを申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。