皆様、こんにちは、そして、こんばんは。
御紹介、どうもありがとうございます。
私は日本反核法律家協会(JALANA)事務局長の森一恵です。
本日は、このウェビナーにご参加いただき、ありがとうございます。
さて、2021年1月22日、核兵器禁止条約(TPNW)が発効しました。
核兵器禁止条約は、被爆者(ヒバクシャ)を含む核被害者、核実験被害者の長年の願いでした。
核兵器禁止条約は、第6条で核兵器の実験と使用の被害者への援助と、実験と使用の影響を受けた地域の環境浄化の義務を定めています。また第7条で、そのような立場にある締約国が、被害者支援と環境修復において、影響を受ける締約国を支援することも、求めています。これらの規定は、核兵器の使用と実験によってもたらされた容認できない苦しみと荒廃を具体的に認識し、対処するために重要であり、世界情勢の現在の傾向を逆転させなければ、苦しみと荒廃が、再びもたらされる可能性があります。
このウェビナーの第1部では、私たちは、被爆者(ヒバクシャ)を含む核被害者、核実験被害者を支援してきた日本や韓国の法律家の経験を学びます。私たちは、また、ビキニ労災訴訟についても学びます。
このウェビナーの第2部では、私たちは、核兵器禁止条約第6条及び第7条に基づく被害者支援と環境修復の将来、核軍縮への人道的アプローチ、環境修復への提案について、学びます。
このウェビナーで、多くのことを学べるのは間違いありません。ご清聴ありがとうございます。さあ、ウェビナーを開始しましょう。